国産プエラリアミリフィカ

女性らしいプロポーションを維持できる植物として、特に人気の高い「プエラリアミリフィカ」。
人気が上昇すると同時に心配になるのが粗悪品との戦いです。
購入するなら、安心して利用できるものが良いですよね。

そんなプエラリアミリフィカに安心の国産物があることをご存知でしょうか？
今回は、国産のプエラリアミリフィカについて、皆さんにご紹介させて頂きます。

輸入できるのはプエラリアミリフィカの加工品のみ

すでにご存知の通り、プエラリアミリフィカは女性向けの健康食品として、世界的に注目を集めているマメ科クズ属の植物です。
自生しているミャンマーやタイでは、根を薬として活用し、ツルや葉を日用品に加工して活用していました。
様々な日用品や薬に利用されているのですが、もともと希少価値が高く、現地でも簡単に手に入る物ではありません。

美容効果などの薬効成分が世界的に注目されるようになると、プエラリアミリフィカの乱獲が始まります。
さらに、近代化の波が押し寄せてくることによって、自生している地域の原生林が農地として活用されるようになり、プエラリアミリフィカはどんどとその姿を見せなくなってしまいます。
ミャンマーやタイで、一つの文化として受け継がれてきたプエラリアミリフィカ。
大切なプエラリアミリフィカについて産業保護や乱獲防止を目的とし、政府が行動を起こします。

タイ政府はプエラリアミリフィカの輸出を禁止する措置を取ったのです。
プエラリアミリフィカの原種（種子、種芋）は国外に出すことを禁止し、加工品の輸出のみを許可するようにしました。
さらに、企業がプエラリアミリフィカを扱うために、とても厳しい審査をクリアしなければならないように整備を行ったのです。

タイの措置によって、必然的にミャンマー側に自生するプエラリアミリフィカに注目が集まりますが、内戦などによる事情により満足に採取することが困難な状況が続き、ミャンマーからも入手そのものが困難になりました。
このように、植物としてのプエラリアミリフィカを手に入れることは非常に困難になってしまったのです。

兵庫県で育つ「プエラリアミリフィカ」

輸入では加工品しか手に入れることが出来ない状況の中、すくすくとプエラリアミリフィカが育っている場所があります。
それが我が国日本の「兵庫県朝来市和田山町」です。

「和田山町特産物市場組合」は、プエラリアミリフィカの美容に対する効果・効能にいち早く注目していました。
組合は、タイ政府によるプエラリアミリフィカ輸出禁止措置前に、正規の手続きを経て「プエラリアミリフィカ」の塊根を輸入します。
それ以降、和田山町特産物市場組合は栽培研究を継続的に行い、日本で初めての栽培化に成功しました。
日本におけるプエラリアミリフィカ研究の先駆者として、保護と調査研究に取り組んでいるのです。

国内での栽培ですので、その品質は推して知るべし。
健康に育つよう徹底管理されたプエラリアミリフィカを、厳重に管理された製造工程によって粉末加工し、美容健康商品として活用しています。
加工品のいくつかは、国立薬品・食品衛生研究所生薬部によって調査され、その品質が非常に高い事が認められています。

プエラリアミリフィカと言えば、原産国であるミャンマーやタイ産の物が有名ではありますが、高品質なものが日本で栽培されている事実に驚かされます。
購入するなら、より安心して摂取できる物の方が良いに決まっていますね。

安心して摂取できるプエラリアミリフィカを

プエラリアミリフィカを利用した、様々な健康商品が販売されている現在、安心と品質の両方を兼ね備えた物が求められているのは当然です。
悲しいことですが、粗悪品が出回っているのも事実ですね。
しかし、品質が担保され、高い技術力によって実現されている良品があることも事実です。

これを機会に、国産のプエラリアミリフィカを試してみてはいかがでしょうか？