赤黒白!?古くても新しくてもダメ!?面白いプエラリアミリフィカ
サプリメントやスキンケアクリームなど、多くの美容健康商品に含まれているプエラリアミリフィカ。
有名学術雑誌の「Nature」に紹介され、その効果・効能が知れ渡ると一気に女性の注目を集め、今では押しも押されぬ大人気商品として知られています。
そんな大人気商品である「プエラリアミリフィカ」について、知られざる特徴にもスポットを当てながら、幅広く皆さんにお伝えさせて頂きます。
プエラリアミリフィカの成分
プエラリアミリフィカの紹介は、様々な書籍やメディアで行われています。
しかし、残念ながら注目のバストアップ効果ばかりが紹介されていて、有効成分や面白い特徴などの情報についてあまり紹介されていません。
プエラリアミリフィカには、強力な美容効果以外にも、沢山の面白い特徴があるのです。
それらの特徴は、プエラリアミリフィカを原料とした商品の選定にも役立ちます。
このページを訪れる方々は、すでにそれがミャンマーやタイで親しまれてきた、美容と健康を実現する健康食品であることをご存知でしょう。
現地では、日用品にも加工されて活用されるほど、生活に密着した植物です。
プエラリアミリフィカに、プエラリンという美乳効果を発揮する成分が含まれていることは有名ですね。
学術雑誌のNatureが取り上げ、世界から注目を集めた成分も「プエラリン」です。
プエラリンの含有量は微々たるものなのですが、微量でも十分な効果を発揮してくれるほど強力な働きをしてくれます。
プエラリアミリフィカには、プエラリン以外にも多くの成分が含まれており、「ダイジン」「ゲニステイン」などのフラボノイドや「イソフラボン」「ミロエストロール」などの女性ホルモンを補う成分も含まれています。
成分をロスする事無く加工する技術も確立されており、これらの成分を利用した「サプリメント」「スキンクリーム」「粉末」など、様々な商品が開発されています。
赤・黒・白などの色があり、古くても新しくてもダメなんです
プエラリアミリフィカは、世界中で650属、18,000種ほど存在します。
もう、「星の数ほど」ですね。
プエラリアミリフィカはマメ科の植物の一種で、地中の根の部分から成分を抽出します。
薬効成分が根に蓄積されるようなイメージを持ちやすいのですが、そうではなく、一定の時期だけ薬効成分が根の中で増加する特性を持っています。
つまり、高麗人参などの様に「年数」によって価値が決まる植物ではありません。
さらに、大きな根だからといって、沢山の薬効成分が含まれているわけでもありません。
小さな根から沢山の薬効成分が抽出される場合もあります。
ただし、薬効成分が根に発生する年数として、最低でも3年は必要である事が分かっています。
従って、収穫するためのサイクルも最短で3年です。
原生林に自生している物が何年ものなのかは、想像もつきません。
大きさや蔓草の伸び具合で想像するしか無い状況でしたが、人工栽培に成功している現在は安定した品質を保つことが出来るようになっています。
そんなプエラリアミリフィカは、色によって品質が異なる特徴ももっています。
根を切った後、変色する色で識別されており、白色、黒色、赤色、灰色、黄色の5色があります。
サプリメントとして活用されているのは、主に白色のプエラリアミリフィカです。
その理由は単純で、白色のプエラリアミリフィカに含まれる有効成分含有量が、一番多いからに他なりません。
プエラリアミリフィカが含まれる商品を購入するとき、その色にも注目したほうが良さそうです。
幅広い知識で効果の高い商品を
インターネットやスマートフォンなどのインフラが発達した現代において、何が真実なのかを見分けるのが難しくなる傾向にあります。
真実か否か、信用するに値するか否かを判断するのは、自信の知識外にはありません。
残念なことですが、プエラリアミリフィカのまがい物や粗悪品も発見されています。
幅広い知識で判断できるように、注目される情報の周囲にあるものにも注意を配り、効果の高い商品を手に入れたいものですね。